小さな会社の賃金は こう決めて・こう払う
雇用関係において、賃金が大きなポイントになることは言わずとも知れたこと。特に中小企業は、賃金額等において大企業には太刀打ちできない。それなのに、大企業の縮小コピーもどきの賃金制度を作り、テクニックありきでやっている中小企業が意外と多い。 こんなことでは、“人財”となるべき従業員から見切られる。そうであれば、やり方は少々泥臭くとも、従業員から経営者の顔が見える、地に足のついた賃金の決め方・払い方をしたいものである。
大企業の制度を縮小コピーしたような、いわゆる“大企業風”賃金制度は、中小企業には手に余る…
第一章 小さな会社の賃金は こう決めて・こう払う 1.大企業との違いを認識する 2.こんな払い方では“人財”から見切られる 3.賃金は経営者が納得できるように決めればいい 4.最低限外せない、賃金支払い3つの視点 5.給料日を感動日にする